昨日のエントリーで、「それでは、行って参ります」と書いたのですが、出発前にもう一つだけ書き加えておこうと思います。
それは、アサーティブネストレーナー養成講座についてです。
今年度の養成講座は第6回目にあたり、これまでの養成講座よりもぐんとハードルが高くなりました。前回までは基礎講座、応用講座を受講していれば、誰でも応募の資格がありました。また、私が基礎講座や応用講座で実際にお目にかかり、お話をするチャンスがありました。
しかし、ここ2年くらい、私自身が現場に出て教えることがなくなり、みなさんにお目にかかるチャンスがほとんどなくなってきたと同時に、「資格として」トレーナー養成講座を受講したいという方が大幅に増えてきて、どうしようかと戸惑っておりました。
そのこともあって、「伝える技術」を実際に学ぶ前に、日常の中で「アサーティブに生きる」ことの重要性をお伝えするために、私自身が講師となり、3回連続の「トレーナー準備講座」という新しい講座を設けました。各3回連続で4期、全12回の準備講座を実施しました。トレーナー養成講座に参加するためには、3回の準備講座を受講するという条件をつけさせていただいたわけです。
アサーティブネストレーナーであるということは、「アサーティブネス」の知識や方法を伝えるための“伝え手”である前に、自分自身がアサーティブに生きることの葛藤や喜びや迷いを日常の中で引き受ける勇気を持つということであると、私自身は考えています。
その意味では、大変大きな成果のあった準備講座でした。お目にかかったのは、90名以上。参加者の皆さん全員が、しっかりとした動機を持ち、一生懸命参加してくださいました。そのうち、実際にトレーナー養成講座に応募された方は44名、そして最終的に選考させていただいたのは、20名でした。
私たちの団体は特定非営利活動法人であり、営利ではなくミッションを第一に考えている団体です。私たちの使命は何か、何を大事にしようとしているのか、私たち一人ひとりがアサーティブなコミュニケーションの力をつけることで、どんな社会を実現していきたいと考えているのか。
そんなことを、引き続きみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
なお、ご多忙の中遠くから準備講座に参加してくださった方々、そしてトレーナーとしての応募を考えてくださった方々全てに、心から感謝します。お目にかかれて、本当によかったです。ありがとうございました。
トレーナー養成講座
3時間34分
29日に日本を発ってイギリスに行き、アン・ディクソン氏に会ってきます。
10月1日、土曜日の午後に打ち合わせになりましたが、さすが、アサーティブネスのプロ(笑)、最後のメールには、
「12時4分着の電車で来てください。それから一緒にランチを食べながら打ち合わせをして、3時38分の電車でロンドンに帰るといいですよ」
と、電車の時間も何もかも、しっかりと予定を立ててくれました。
制限時間、3時間34分。
その時間に、十分話ができるのでしょうか。とにかく、事前に準備万端整えて資料も作成し、日本の状況についてもなるべく多くまとめて、無駄なく話をしなければ。
と、少しだけ、緊張気味の私です。
長期出張の前は、いつもキリキリ舞いの状態になります。9月1日からのハードスケジュールが終わって一息つくまもなく、出発前までに終わらせておくべき雑用や書類が山のよう。その上、10月からはトレーナー養成講座が始まるために、最終選考や検討事項にあわただしくこの1週間は過ぎていきました。
さて、イギリスの天気はいかに。
仕事とはいえ、私にとっては遅めの夏休みでもあります。
ちょっとルンルン気分で「世界の天気」をチェックしてみましたら、ああ、やっぱり、雨、曇り、雨の日々。最高気温は15度。
・・・そうでした。イギリスは天気が悪いのでした。
ちょっと悲しくもあり、緊張もあり、嬉しくもあり。
それでも、「汐生、がんばってねぇ!」というスタッフのエールを全身に受けて帰ってきました。

それでは行って参ります。
10月1日、土曜日の午後に打ち合わせになりましたが、さすが、アサーティブネスのプロ(笑)、最後のメールには、
「12時4分着の電車で来てください。それから一緒にランチを食べながら打ち合わせをして、3時38分の電車でロンドンに帰るといいですよ」
と、電車の時間も何もかも、しっかりと予定を立ててくれました。
制限時間、3時間34分。
その時間に、十分話ができるのでしょうか。とにかく、事前に準備万端整えて資料も作成し、日本の状況についてもなるべく多くまとめて、無駄なく話をしなければ。
と、少しだけ、緊張気味の私です。
長期出張の前は、いつもキリキリ舞いの状態になります。9月1日からのハードスケジュールが終わって一息つくまもなく、出発前までに終わらせておくべき雑用や書類が山のよう。その上、10月からはトレーナー養成講座が始まるために、最終選考や検討事項にあわただしくこの1週間は過ぎていきました。
さて、イギリスの天気はいかに。
仕事とはいえ、私にとっては遅めの夏休みでもあります。
ちょっとルンルン気分で「世界の天気」をチェックしてみましたら、ああ、やっぱり、雨、曇り、雨の日々。最高気温は15度。
・・・そうでした。イギリスは天気が悪いのでした。
ちょっと悲しくもあり、緊張もあり、嬉しくもあり。
それでも、「汐生、がんばってねぇ!」というスタッフのエールを全身に受けて帰ってきました。

それでは行って参ります。
地域の色は面白い
今日はこれから秋田に行ってきます。先週末は関西でしたが、今週末は東北の北へ。
西に東に、南に北に。1週間後の渡英を控えて、バタバタと忙しく飛び回っています。
さて、各地に行くとその土地の文化の一部に、少しだけ触れることができます。東北は何度も行ったことがありますが、以前秋田に行ってびっくりしたのは、女性の強さでした。「ぱんぱーん」とはっきりモノを言う女性が、どうしてこんなにたくさんいるのだろうと、驚いたことがありました。
そういえば新潟もしかり。おおらかで力強い女性たちに、かの地でたくさん出会いました。
そこで、ふと思ったのが、女性の発言力の強さは、土地の豊かさに比例しているのかもしれないということです。秋田も新潟も平野があり、豊かな水とおいしいお米が取れる土地です。昔から農家で一番の働き者は、女性でした。
働き者で、子育てもして、地域活動をする女性たちは、力強く発言力もあった。
それに比べて、岩手、山形、福島などは、まだまだ封建的な土地柄で女性の発言力が弱いような気がします。考えてみれば、こちらの土地は貧しくて、米どころよりも蕎麦どころ。
私自身は、学生時代から岩手の盛岡や花巻にあこがれて足しげく通い、岩手県を卒論のテーマにまでしてしまったくらいです。シャイで、内にこもって、素朴に語る文化が、はっきりモノを言うことのできなかった私自身の“空気”に合っていたからでしょうか。
地域性って、面白いですね。
今回の旅は、どんな出会いや気づきがあるのでしょうか。
西に東に、南に北に。1週間後の渡英を控えて、バタバタと忙しく飛び回っています。
さて、各地に行くとその土地の文化の一部に、少しだけ触れることができます。東北は何度も行ったことがありますが、以前秋田に行ってびっくりしたのは、女性の強さでした。「ぱんぱーん」とはっきりモノを言う女性が、どうしてこんなにたくさんいるのだろうと、驚いたことがありました。
そういえば新潟もしかり。おおらかで力強い女性たちに、かの地でたくさん出会いました。
そこで、ふと思ったのが、女性の発言力の強さは、土地の豊かさに比例しているのかもしれないということです。秋田も新潟も平野があり、豊かな水とおいしいお米が取れる土地です。昔から農家で一番の働き者は、女性でした。
働き者で、子育てもして、地域活動をする女性たちは、力強く発言力もあった。
それに比べて、岩手、山形、福島などは、まだまだ封建的な土地柄で女性の発言力が弱いような気がします。考えてみれば、こちらの土地は貧しくて、米どころよりも蕎麦どころ。
私自身は、学生時代から岩手の盛岡や花巻にあこがれて足しげく通い、岩手県を卒論のテーマにまでしてしまったくらいです。シャイで、内にこもって、素朴に語る文化が、はっきりモノを言うことのできなかった私自身の“空気”に合っていたからでしょうか。
地域性って、面白いですね。
今回の旅は、どんな出会いや気づきがあるのでしょうか。
心待ちにしていること
こちらのブログ上でアン・ディクソン氏の来日の話を書いたら、さっそく何名かの方々からレスポンスがありました。
会場探しで困っていたら色々と教えてくださったり、通訳どうしようと思っていたら、手を挙げてくださったり。PRを手伝いましょうと、おっしゃってくださる方がいたり。
本当に嬉しい限りです。
アン・ディクソン氏とは、10月1日に直接お目にかかれることになりました。
直接会うのは、実は15年ぶりくらいなので、どんな話ができるのか本当に楽しみにしています。彼女から写真も届き、事務局一同、「おお、イギリス婦人だねえ」と感嘆の声。
来日の予定やスケジュールを決める以上に、この間日本で何が起きていたのか、経済状況や日本の女性をめぐる現状の変化などを色々と話した上で、何が必要か考えてきたいと思っています。特に今年の秋からは、トレーナー養成講座も始まり、私たちのミッションと合わせてどんな「伝え手」を養成していく必要があるのか、彼女の意見も聞いてみたいと思います。
アン・ディクソン氏と会えるのも楽しみですが、実は今回のイギリス行きは、私の遅い夏休みでもあります。今年の夏休みを、今月末からやっと取ることができました。日本を脱出して、イギリスの田舎を訪れて「心の洗濯」をしてくること。
自分のためのごほうびとして、それを密かに心待ちにしている私です。
会場探しで困っていたら色々と教えてくださったり、通訳どうしようと思っていたら、手を挙げてくださったり。PRを手伝いましょうと、おっしゃってくださる方がいたり。
本当に嬉しい限りです。
アン・ディクソン氏とは、10月1日に直接お目にかかれることになりました。
直接会うのは、実は15年ぶりくらいなので、どんな話ができるのか本当に楽しみにしています。彼女から写真も届き、事務局一同、「おお、イギリス婦人だねえ」と感嘆の声。
来日の予定やスケジュールを決める以上に、この間日本で何が起きていたのか、経済状況や日本の女性をめぐる現状の変化などを色々と話した上で、何が必要か考えてきたいと思っています。特に今年の秋からは、トレーナー養成講座も始まり、私たちのミッションと合わせてどんな「伝え手」を養成していく必要があるのか、彼女の意見も聞いてみたいと思います。
アン・ディクソン氏と会えるのも楽しみですが、実は今回のイギリス行きは、私の遅い夏休みでもあります。今年の夏休みを、今月末からやっと取ることができました。日本を脱出して、イギリスの田舎を訪れて「心の洗濯」をしてくること。
自分のためのごほうびとして、それを密かに心待ちにしている私です。
葛藤を引き受け向き合うこと
9月半ばまで続いた「トレーナー養成準備講座」は、私にとっても大変意味の深い、学びの大きい講座でした。そこで、「アサーティブネスとは、そもそも何なのか」、「誰にとって、どういう方向性を持つ道具なのか」などを、参加者とともにディスカションできたことは、とても感慨深いものがありました。
さて、準備講座の参加者の方々からの感想の中で、とりわけ私が心を打たれたものがありました。その一部をここでご紹介させていただきたいと思います。
----------------------------------------------------------
アサーティブネスは、初めは、私は自分が置かれている苦しみを解決するためのコミュニケーションの方法としてだけとらえていました。方法を身につければ解決できると思っていました。
例えば、私が今おかれている状況は、障害当事者という自分と施設職員<援助者>という自分、自己同一化が図れず、身体を引き裂かれるような思いを早く解決して楽になりたいと思っていました。
しかし、3回の準備講座を通してわかったことは、解決とはそういう状況をなくして楽になることではなく、むしろ網の目のような様々なしがらみや葛藤を引き受け、その中でおそれずに向き合って生きていくことだということがわかってきました。
自分の生き方を、180度変えるほど、強烈な考え方でした。
対等に生きること、自由に生きることを目指せば目指すほど新たな葛藤が生まれてきます。社会の中では差別される側に立ってしまう、その事実から目をそむけず、逃げずに、その自分がおかれている葛藤を引き受け、アサーティブに向き合うことが、自分を楽にして生きていくことであるのだということが、わかったような気がします。
どのような時代にも、人と人とが向き合う時には、「優位性・劣位性」は存在するという事実。だからこそ、ゆるぎない「人間への敬愛・尊厳」をもって、自分にも相手にも向きあうこととしての「アサーティブネス」を伝えていきたいと確信しました。
さて、準備講座の参加者の方々からの感想の中で、とりわけ私が心を打たれたものがありました。その一部をここでご紹介させていただきたいと思います。
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アサーティブネスは、初めは、私は自分が置かれている苦しみを解決するためのコミュニケーションの方法としてだけとらえていました。方法を身につければ解決できると思っていました。
例えば、私が今おかれている状況は、障害当事者という自分と施設職員<援助者>という自分、自己同一化が図れず、身体を引き裂かれるような思いを早く解決して楽になりたいと思っていました。
しかし、3回の準備講座を通してわかったことは、解決とはそういう状況をなくして楽になることではなく、むしろ網の目のような様々なしがらみや葛藤を引き受け、その中でおそれずに向き合って生きていくことだということがわかってきました。
自分の生き方を、180度変えるほど、強烈な考え方でした。
対等に生きること、自由に生きることを目指せば目指すほど新たな葛藤が生まれてきます。社会の中では差別される側に立ってしまう、その事実から目をそむけず、逃げずに、その自分がおかれている葛藤を引き受け、アサーティブに向き合うことが、自分を楽にして生きていくことであるのだということが、わかったような気がします。
どのような時代にも、人と人とが向き合う時には、「優位性・劣位性」は存在するという事実。だからこそ、ゆるぎない「人間への敬愛・尊厳」をもって、自分にも相手にも向きあうこととしての「アサーティブネス」を伝えていきたいと確信しました。
懐かしい顔に京都で出会いました
京都での紹介講座には、19名もの方が参加してくださいました。徳島からトレーナーの美保さんが駆けつけてくださり、参加者もスタッフも共にわいわいと楽しんだ午後でした。
さて翌日の日曜日は、トレーナー会員のフォローアップ研修でした。北は山形から南は山口まで、全国各地から集まってくださって、丸一日、盛りだくさんの研修となりました。1年ぶりに再会したメンバーもいて、それぞれ仕事や生活の変化を体験されている様子。
葛藤しつつ日々を生きていらっしゃる姿を見、それぞれの近況を聞きながら、私はまたほろり。特に、ほぼ燃え尽きる寸前に2ヶ月休みをとったというOさんの話には、思わず涙が出そうになりました。
ちなみに会場の近くには、京都で有名な「錦市場」がありました。あるいて5分くらいのところにあったため、昼食は錦市場のおいしい食材をたっぷり買い込み、お漬物や京都のお惣菜の味見をしては、「おいしい、おいしい」と舌鼓を打っておりました。
仕事で来たため、ほとんど観光をする時間がなく、せっかくの錦市場も半径20メートルくらいしか見ることができませんでした。しかし、アン・ディクソン氏の来日には、ぜひこの京都で1日講座をしようと、スタッフともども決意。美しい日本をぜひ体験していただけるよう、全力を尽くして会場探しをしようと心に決めました。
短期間ではありましたが、心あたたまる京都の旅でした。
さて翌日の日曜日は、トレーナー会員のフォローアップ研修でした。北は山形から南は山口まで、全国各地から集まってくださって、丸一日、盛りだくさんの研修となりました。1年ぶりに再会したメンバーもいて、それぞれ仕事や生活の変化を体験されている様子。
葛藤しつつ日々を生きていらっしゃる姿を見、それぞれの近況を聞きながら、私はまたほろり。特に、ほぼ燃え尽きる寸前に2ヶ月休みをとったというOさんの話には、思わず涙が出そうになりました。
ちなみに会場の近くには、京都で有名な「錦市場」がありました。あるいて5分くらいのところにあったため、昼食は錦市場のおいしい食材をたっぷり買い込み、お漬物や京都のお惣菜の味見をしては、「おいしい、おいしい」と舌鼓を打っておりました。
仕事で来たため、ほとんど観光をする時間がなく、せっかくの錦市場も半径20メートルくらいしか見ることができませんでした。しかし、アン・ディクソン氏の来日には、ぜひこの京都で1日講座をしようと、スタッフともども決意。美しい日本をぜひ体験していただけるよう、全力を尽くして会場探しをしようと心に決めました。
短期間ではありましたが、心あたたまる京都の旅でした。
関西に来ました
今週末には京都でのアサーティブネス紹介講座と、翌日にはフォローアップ研修があり、今は京都に来ています。
来年のアン・ディクソン氏の講演を、大阪市内の大阪府立女性総合センター「ドーンセンター」で行います。ですから、宿泊予定の京都で新幹線を降り、そこから大阪まで足を伸ばしてきたのです。
ドーンセンターまで行き、正式に施設使用許可を申し込んできました。
関西に来ていつも迷うのは、エレベーターで「どっち側に立つのか」ということ。東京は基本的に左側に立ちますが、大阪や京都では右側に立ちます。いつも、新幹線を降りてから、無造作に左側に立って、「おっと」と気づいて場所を変えます。今回もそうでした。
特に大きな荷物をごろごろと引っ張っていると、会社帰りの皆様の迷惑にならないよう気をつけなければなりません。
それにしても、京都から大阪というのは案外近いものですね。快速電車で30分。
なーんだ、それなら事務所のある国立から東京駅くらいまでの距離ではないですか。県がまたがると、なんだか遠い気がするのですが、実はそれほど遠くないのですね。京都駅で荷物を置き、そのままローカル線に乗り換えて大阪入りし、ドーンセンターまで行って事業担当者の方とお話をしてきました。
さて、大阪から京都に戻り、駅を出たとたん、京都駅ビルのスケールの大きさに圧倒されました。
京都には、小学校の時に修学旅行で来てから何度か足を運んでいますが、駅が大々的に変わってからはいつも降りるたびになんだか圧倒されて足が止まってしまいます。エレベーターがずーっと上まで延々続いている駅ビルの風景はものすごくモダンで、京都駅を出たすぐ目の前にある「京都タワー」に感動していた小学生の時代から、いきなりワープしたような気分になるのです。
そんなこんなで、東京から関西へ忙しく移動をしていた一日でした。
明日は紹介講座です。たくさんの方が参加してくださいます。また新たな出会いを、とても楽しみにしている夜です。
来年のアン・ディクソン氏の講演を、大阪市内の大阪府立女性総合センター「ドーンセンター」で行います。ですから、宿泊予定の京都で新幹線を降り、そこから大阪まで足を伸ばしてきたのです。
ドーンセンターまで行き、正式に施設使用許可を申し込んできました。
関西に来ていつも迷うのは、エレベーターで「どっち側に立つのか」ということ。東京は基本的に左側に立ちますが、大阪や京都では右側に立ちます。いつも、新幹線を降りてから、無造作に左側に立って、「おっと」と気づいて場所を変えます。今回もそうでした。
特に大きな荷物をごろごろと引っ張っていると、会社帰りの皆様の迷惑にならないよう気をつけなければなりません。
それにしても、京都から大阪というのは案外近いものですね。快速電車で30分。
なーんだ、それなら事務所のある国立から東京駅くらいまでの距離ではないですか。県がまたがると、なんだか遠い気がするのですが、実はそれほど遠くないのですね。京都駅で荷物を置き、そのままローカル線に乗り換えて大阪入りし、ドーンセンターまで行って事業担当者の方とお話をしてきました。
さて、大阪から京都に戻り、駅を出たとたん、京都駅ビルのスケールの大きさに圧倒されました。
京都には、小学校の時に修学旅行で来てから何度か足を運んでいますが、駅が大々的に変わってからはいつも降りるたびになんだか圧倒されて足が止まってしまいます。エレベーターがずーっと上まで延々続いている駅ビルの風景はものすごくモダンで、京都駅を出たすぐ目の前にある「京都タワー」に感動していた小学生の時代から、いきなりワープしたような気分になるのです。
そんなこんなで、東京から関西へ忙しく移動をしていた一日でした。
明日は紹介講座です。たくさんの方が参加してくださいます。また新たな出会いを、とても楽しみにしている夜です。
「死」は生の意味を変える
先週末のトレーナー準備講座では、セクシュアリティで「老い」を取り上げましたが、その時のある参加者の方から、後でメールをいただきました。
心にしみるメールだったので、了承を得て一部こちらでご紹介させていただきます。
-----------------------------
キャサリンのお話、心の深いところにずしんと響きました。
それぞれがつらいことを抱えて、あぁ自分だけじゃなかったと
気持ちを共有できる人がいてくれる、それだけでほんとに救われる気がします。
「ひとりの人間」としてお話していただいて、ほんとうによかった。
(中略)
希望をもって生きたい。
ある本の帯に、こんなコピーがありました。
―もしも明日世界が滅びるとしたら、今、君はリンゴの木を植えるだろうか?―
自分にとって大切なことって何だろうとあらためて考えました。
4年前、同僚が、何の前触れもなく目の前で倒れ、3週間後、亡くなりました。
くも膜下出血、26歳の若さでした。
救急車に同乗し、病院の待合室で、ご家族が来るまで震えながら手をあわせ待っていたあの時間、今も忘れられません。
そして、彼女が私たちに残していってくれた大切なもの。
彼女の明るさ、優しさ、思いやり、誠実さ・・・。離婚後、元気のない私を励まそうと、パジャマパーティをやろうと泊まりに来てくれたこと。ほんとうに嬉しかった。
惜しみなく与える人でした。
彼女は、意図せず、リンゴの木を私たちに植えてくれた。
彼女が残してくれた大切な種は、私の中で育っている、そんな気がします。
明日がいつまであるかなんて、誰にもわからない。
だけど、希望を持って、一日、いちにちを大切にしたい。そう思います。
-----------------------------
心にしみるメールだったので、了承を得て一部こちらでご紹介させていただきます。
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キャサリンのお話、心の深いところにずしんと響きました。
それぞれがつらいことを抱えて、あぁ自分だけじゃなかったと
気持ちを共有できる人がいてくれる、それだけでほんとに救われる気がします。
「ひとりの人間」としてお話していただいて、ほんとうによかった。
(中略)
希望をもって生きたい。
ある本の帯に、こんなコピーがありました。
―もしも明日世界が滅びるとしたら、今、君はリンゴの木を植えるだろうか?―
自分にとって大切なことって何だろうとあらためて考えました。
4年前、同僚が、何の前触れもなく目の前で倒れ、3週間後、亡くなりました。
くも膜下出血、26歳の若さでした。
救急車に同乗し、病院の待合室で、ご家族が来るまで震えながら手をあわせ待っていたあの時間、今も忘れられません。
そして、彼女が私たちに残していってくれた大切なもの。
彼女の明るさ、優しさ、思いやり、誠実さ・・・。離婚後、元気のない私を励まそうと、パジャマパーティをやろうと泊まりに来てくれたこと。ほんとうに嬉しかった。
惜しみなく与える人でした。
彼女は、意図せず、リンゴの木を私たちに植えてくれた。
彼女が残してくれた大切な種は、私の中で育っている、そんな気がします。
明日がいつまであるかなんて、誰にもわからない。
だけど、希望を持って、一日、いちにちを大切にしたい。そう思います。
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船の旅
昨日は昼に品川である雑誌の取材を受けた後、今日の講演会のために大分に飛びました。
大分には何度か来たことがありましたが、これまではいつも、空港から陸路で市内まで行っていました。
空港について外に出たら、ちょうど市内行きのバスが出たばかりだったので、前の人について「ホーバークラフト」の乗り場へ行きました。
「ホーバークラフトって、あの早い船だったよね」なんて自問自答しながら、海を渡るんだなと、ちょっぴりわくわく。
私は、岡山の南、海のすぐそばで生まれ育ちましたゆえ、子どものころからフェリーには何度も乗っています。ですから、当たり前のように、「ええっと、船着場に行くのかな」と漫然と考えておりました。
乗船口に行きますと、なにやら駐車場のような広い場所(陸地)に、ホーバークラフトが泊まっています。
「ありゃ、船が陸に・・・」と思いつつ、きっと乗るときは船着場まで歩くのだろうと思って待っていました。
「みなさん、乗船してください」とアナウンスが流れると、ぞろぞろと陸地の駐車場ならぬ駐船場をみんなで歩いて船に乗り込んで行くではありませんか。
「・・・」
私は本当に信じられなくて、なんだかきつねにつままれたような気分。
「出発します」という合図とともに、グイっと船が上に持ち上がったと思ったとたん、船が陸の上をしずかに滑り始めました。
ああ、こういう時、子どもだったら大喜びで船内を駆け回り、嬉々として外をのぞいていたでしょう。船の人は地元の人らしく、しごく当たり前の顔をして静かに座っています。
きょろきょろしているのは私だけ。
船はすべるように200メートルくらいの陸を走り、そのままボチャンと海に飛び込み、スピードを上げて走り始めました。
「ひゃあ・・・」。私は内心びっくり仰天。陸を走る船なんて、生まれて初めて。
本当は子どものように、船の窓から身を乗り出して外を見たいのに。くやしいなあ。大人って、どーしてこう、冷静になっていなければならないんだろう。
ホーバークラフトは、25分で対岸の大分市に着きました。
本当に、不思議で、なにやら懐かしい、船の旅でした。
【“船の旅”の続きを読む】
大分には何度か来たことがありましたが、これまではいつも、空港から陸路で市内まで行っていました。
空港について外に出たら、ちょうど市内行きのバスが出たばかりだったので、前の人について「ホーバークラフト」の乗り場へ行きました。
「ホーバークラフトって、あの早い船だったよね」なんて自問自答しながら、海を渡るんだなと、ちょっぴりわくわく。
私は、岡山の南、海のすぐそばで生まれ育ちましたゆえ、子どものころからフェリーには何度も乗っています。ですから、当たり前のように、「ええっと、船着場に行くのかな」と漫然と考えておりました。
乗船口に行きますと、なにやら駐車場のような広い場所(陸地)に、ホーバークラフトが泊まっています。
「ありゃ、船が陸に・・・」と思いつつ、きっと乗るときは船着場まで歩くのだろうと思って待っていました。
「みなさん、乗船してください」とアナウンスが流れると、ぞろぞろと陸地の駐車場ならぬ駐船場をみんなで歩いて船に乗り込んで行くではありませんか。
「・・・」
私は本当に信じられなくて、なんだかきつねにつままれたような気分。
「出発します」という合図とともに、グイっと船が上に持ち上がったと思ったとたん、船が陸の上をしずかに滑り始めました。
ああ、こういう時、子どもだったら大喜びで船内を駆け回り、嬉々として外をのぞいていたでしょう。船の人は地元の人らしく、しごく当たり前の顔をして静かに座っています。
きょろきょろしているのは私だけ。
船はすべるように200メートルくらいの陸を走り、そのままボチャンと海に飛び込み、スピードを上げて走り始めました。
「ひゃあ・・・」。私は内心びっくり仰天。陸を走る船なんて、生まれて初めて。
本当は子どものように、船の窓から身を乗り出して外を見たいのに。くやしいなあ。大人って、どーしてこう、冷静になっていなければならないんだろう。
ホーバークラフトは、25分で対岸の大分市に着きました。
本当に、不思議で、なにやら懐かしい、船の旅でした。
【“船の旅”の続きを読む】
身近な人を大切にしたい
週末、第3期トレーナー準備講座が修了し、全4期、各3回、全12回の準備講座が無事修了しました。
今回のメンバーは、とっても盛り上がるグループでした。一旦話し始めたら、おしゃべりが止まりません。お互いの気づきについてたっぷりとシェアしあい、サポートしあって学んでいる元気な人たちがたくさんいるグループで、スタッフ一同皆さんのパワーに圧倒されておりました。
テーマの中にある、対決(confrontation)=「相手とまっすぐ向き合う」では、向き合うのは相手であると同時に自分自身である、という深い洞察も得られ、ロールプレイを通じて体験的に学ぶことの重要性を、私自身痛感しました。
セクシュアリティの話では、笑いあり涙あり、自分の人生を振り返ったり、これからの人生に思いをはせたりしながら、しみじみと語りあうことができました。毎回、このテーマで話される内容は、参加するスタッフによって違うのですが、今回のテーマは、「老い」。
性と生を、「老いていく」という視点から、どのように考えるのか、私たちはどのように老いと向き合うのか。そんな話を聞くことができました。
私も自分の親の顔を思い浮かべながら、思わず一緒に涙ぐんでおりました。
最後に、皆さんの感想の中で、「身近な人をもっと大切にしたい」というコメントがあり、両親と時間を取ろうと考えていらっしゃる方が大勢いたのも印象的でした。
今回の話で、突然実家の両親を思い出し、家に帰って早速電話をかけてみました。
「元気?」
「ああ、元気にしているよ」
「からだ、大事にしてね。心配しているからさ」
母の声を聞いて、また目頭が熱くなった夜でした。
今回のメンバーは、とっても盛り上がるグループでした。一旦話し始めたら、おしゃべりが止まりません。お互いの気づきについてたっぷりとシェアしあい、サポートしあって学んでいる元気な人たちがたくさんいるグループで、スタッフ一同皆さんのパワーに圧倒されておりました。
テーマの中にある、対決(confrontation)=「相手とまっすぐ向き合う」では、向き合うのは相手であると同時に自分自身である、という深い洞察も得られ、ロールプレイを通じて体験的に学ぶことの重要性を、私自身痛感しました。
セクシュアリティの話では、笑いあり涙あり、自分の人生を振り返ったり、これからの人生に思いをはせたりしながら、しみじみと語りあうことができました。毎回、このテーマで話される内容は、参加するスタッフによって違うのですが、今回のテーマは、「老い」。
性と生を、「老いていく」という視点から、どのように考えるのか、私たちはどのように老いと向き合うのか。そんな話を聞くことができました。
私も自分の親の顔を思い浮かべながら、思わず一緒に涙ぐんでおりました。
最後に、皆さんの感想の中で、「身近な人をもっと大切にしたい」というコメントがあり、両親と時間を取ろうと考えていらっしゃる方が大勢いたのも印象的でした。
今回の話で、突然実家の両親を思い出し、家に帰って早速電話をかけてみました。
「元気?」
「ああ、元気にしているよ」
「からだ、大事にしてね。心配しているからさ」
母の声を聞いて、また目頭が熱くなった夜でした。
学生たちと
9月に入って、なんだかものすごく忙しく飛び回っています。
先週の病院での2日間研修に始まり、週末は「トレーナー養成準備講座」が立て続けに2週間、その間も2つの大学で講義を担当していました。来週は大分と大阪に行く予定です。
丸一日講義や研修を担当すると、私自身はエネルギーを使い果たしてぐったりします。特に私は朝が早く夕方以降は完全に電気が切れてしまうため、事務所に寄ることもできずにまっすぐ家に直行、そして自宅でメールをチェックするという日々でした。
そんな中、この4日間は、都内のある大学で集中講義を担当しました。
学生たち20数名ずつ、始めは「何をやらされるんだろう」と半信半疑だったのが、徐々に友達同士仲良くなり、最後には、「○○ちゃん、大好き!」と言ってお互いにほめあって大笑いするほど盛り上がりました。
ボランティア先の職員さんとかバイトの先輩や部活の先輩とも、しっかりと自分の思っていることを伝えるために、たくさんの時間をかけてロールプレイで練習しました。それがとても新鮮な体験だったらしく、最後は目をキラキラさせてしっかりと自分の意見を伝えてくれるようになりました。
ちょっと複雑だったのは、「私が大学に入った頃」と言いかけて、ありゃ、それは君たちが生まれた頃だったね、と、自分の年齢にちょっとびっくりしたことです。
私自身、大学1年生は世界の何もかもを吸収したくて、うずうずして張り切っていたのを覚えています。先生の人生の話が面白くて、出会いが面白くて、ボランティアも部活もバイトも、何もかも120%一生懸命やっていました。忙しくて眠る暇もないという学生たちを見て、そういえばと自分の学生時代をふと思い出し、世界に対する新鮮なまなざしは変わらないのだと、ちょっぴり嬉しくなりました。
純粋に自分と向き合い、一生懸命相手に伝えようと努力する彼らに、とっても感動した4日間でした。
先週の病院での2日間研修に始まり、週末は「トレーナー養成準備講座」が立て続けに2週間、その間も2つの大学で講義を担当していました。来週は大分と大阪に行く予定です。
丸一日講義や研修を担当すると、私自身はエネルギーを使い果たしてぐったりします。特に私は朝が早く夕方以降は完全に電気が切れてしまうため、事務所に寄ることもできずにまっすぐ家に直行、そして自宅でメールをチェックするという日々でした。
そんな中、この4日間は、都内のある大学で集中講義を担当しました。
学生たち20数名ずつ、始めは「何をやらされるんだろう」と半信半疑だったのが、徐々に友達同士仲良くなり、最後には、「○○ちゃん、大好き!」と言ってお互いにほめあって大笑いするほど盛り上がりました。
ボランティア先の職員さんとかバイトの先輩や部活の先輩とも、しっかりと自分の思っていることを伝えるために、たくさんの時間をかけてロールプレイで練習しました。それがとても新鮮な体験だったらしく、最後は目をキラキラさせてしっかりと自分の意見を伝えてくれるようになりました。
ちょっと複雑だったのは、「私が大学に入った頃」と言いかけて、ありゃ、それは君たちが生まれた頃だったね、と、自分の年齢にちょっとびっくりしたことです。
私自身、大学1年生は世界の何もかもを吸収したくて、うずうずして張り切っていたのを覚えています。先生の人生の話が面白くて、出会いが面白くて、ボランティアも部活もバイトも、何もかも120%一生懸命やっていました。忙しくて眠る暇もないという学生たちを見て、そういえばと自分の学生時代をふと思い出し、世界に対する新鮮なまなざしは変わらないのだと、ちょっぴり嬉しくなりました。
純粋に自分と向き合い、一生懸命相手に伝えようと努力する彼らに、とっても感動した4日間でした。
はじめまして
こんにちは。
NPO法人アサーティブジャパン代表理事の森田汐生です。
このブログは、アサーティブネスに関すること、汐生の思い、講座で考えたことなど、日々のつれづれの思いをつづっていくつもりです。
2005年9月から、こちらのサイトで「代表日記」を再開することにいたしました。
以前のブログは、
http://assertive.exblog.jp/です。
よろしかったら、以前のブログものぞいて見てください。
色んな思いがつまっています。
よろしくお願いします。
NPO法人アサーティブジャパン代表理事の森田汐生です。
このブログは、アサーティブネスに関すること、汐生の思い、講座で考えたことなど、日々のつれづれの思いをつづっていくつもりです。
2005年9月から、こちらのサイトで「代表日記」を再開することにいたしました。
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http://assertive.exblog.jp/です。
よろしかったら、以前のブログものぞいて見てください。
色んな思いがつまっています。
よろしくお願いします。