ご無沙汰しています。前回、ブログに書いてからなんと1月があっという間に過ぎてしまいました。9月も今日で終わり、明日から10月です。
今年の秋は、事務局はこれまで以上に忙しい日々を過ごしております。大変ありがたいことに主催講座も受託講座の数も今年は大幅に増え、スタッフ全員が外に出ているという日も少なからずあります。
私自身も、この間相変わらずあちこちを飛び回っておりました。
先週は、アメリカの施設で働く日本人従業員の方々に、アサーティブトレーニングを実施する機会をいただきました。外国の施設ですから、マネジャー、管理者は全員アメリカ人で、その下に日本人が働くという状況です。
そこで大変印象に残ったのは、どんな立場であれ従業員一人ひとりが、コミュニケーションをとる必要性を心から痛感していらっしゃるというこことでした。異文化かつ日本語が通じない状況の中、本当にはっきりと自分の主張をしていかないと仕事になりません。
そんな現状の中では、「言わなくてもわかってもらえるだろう」、「わざわざここで言わなくてもいいや」という甘えは通用しません。ロールプレイの練習は日本語で行いましたが、実際はこれを英語で伝えるのだという彼女たちに、本当に頭が下がりました。
異文化で働く日本人の状況もそうですが、先日、障害を持つ方々の講座を担当し、日々、介助者やヘルパーとコミュニケーションをとらなければ生活できないという状況の切実さも痛感しました。
こちらは、日常生活を介助に頼って生活している人たちです。それこそ、「食事を作ってください」「掃除をしてください」「○○してください」ということを言葉で正確に伝えない限り、自分の生活さえできなくなるのです。
その際に、立場は違えども同じ人間として、上から目線でもなく、下から目線でもなく、自分の権利と相手の権利を尊重しながら、率直に、対等に、そして誠実に伝えることの難しさ。
全く違う二つの組織ですが、コミュニケーションの必要性を日々痛感していらっしゃる状況はよく似ています。本当に何とかしたい、そして相手としっかり向き合わないと伝わるものも伝わらない。その熱意が、研修の中でもひしひしと伝わってきました。
そんな彼・彼女たちの姿に、私自身も大きな勇気をいただきました。
ありがとうございました。