徳島空港から西へ車で1時間半。川沿いのくねくねした道を行き、山の峠を越え、やっとたどり着いたのは、開校3年目の小さな小学校と幼稚園でした。
扉を開けると木の匂いがぷーんとする、木造の小学校。ちょっと寒い体育館で、熱心にお話を聞いてくださる学校の先生方と、アサーティブネスについてのお話と簡単なデモンストレーションを行うことができました。
全校生徒がたった28名という小さなこの学校は、地域の人たちの様々な支援と一緒にありました。グラススキーに行ったり、農家の収穫の手伝いをしたり、地域の人たちの話を聞いたりしながら、子どもたちはたっぷり遊び、たっぷり学んでいる様子。
都会の大きな学校とは一味も二味も違う、手作りのこじんまりした様子に、自分の子どもの頃の体験を思い出して心が温かくなりました。
学校でのいじめを始めとする様々な問題がニュースでも取りざたされていますが、小さな学校ではよく目が行き届き、いわゆる“指導”の面での問題は少ないと聞きました。校長先生、教頭先生始め、若手の教師がそろっていて、皆さん和気あいあいとしている様子に、学校という現場で希望を見たような気持ちがしながら帰ることができました。
帰り道。小学校から徳島駅まで1時間半、それから高速バスに乗って今度は大阪まで2時間半。その日は、早朝に家を出て飛行機での旅でしたので、移動時間10時間で疲労困憊しましたが、とてもさわやかな気持ちですごした一日となりました。
